【オススメ】Bluetoothイヤホンとヘッドホン・スピーカーのレビューブログ【ワイヤレスまとめ】

Bluetoothイヤホンとヘッドホン及びBluetoothスピーカーのまとめブログです。主に中華製ワイヤレス(QCYなど全般)を主に取り扱います。こちらのブログは「ぶろぐなんかめんどくせえよ」のスピンアウト・ブログとなります。

【コラム】ノイズキャンセルヘッドホンの性能 【BOSE最強説】

 

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メインブログではあちこちに断片的に情報を書いているので、こちらの新サイトでも関連する情報は改めて記事としてまとめる意味で書いておきます。
 
今回は市販のノイズキャンセル・イヤホンとヘッドホンの性能についてです。
 

【ノイズキャンセル機能とは】

ココから説明する必要性は薄いとは思うのですが、特定の帯域を打ち消してしまう機能となります。
主に「低音域」をキャンセルして「音を消して」しまう、もしくは「目立たなくする」為の機能となります。
 
用途としては、飛行機での移動で不快なエンジン音を低減したり、自宅で勉強するときにエアコンの送風音などを消して「より静かな環境を実現する」事が目的となります。
 
ノイズキャンセルは「人の声の帯域」や「高音域」などは安全のためキャンセルしません。
また低音も特定の帯域のみ効果があるので、何でもかんでも打ち消してキャンセルするわけではありません。
 

【最強のノイズキャンセル性能】

市販最強のノイズキャンセルはBOSEの製品で決まりです。
これ以外のメーカーで「まともなノイキャン性能」は存在しません。
 
これはノイズキャンセルの性能に関する特許をBOSEが押さえてしまっているため、他社はBOSEの特許を迂回する形となり、結果としては「ノイズキャンセル性能が大幅に落ち」ます。
 
ですので、とにかく静かな環境を実現したい場合などの性能を追求する場合は必然的にBOSEの製品を選択するほかありません。
 

【国産および中華製のノイキャン性能について】

BOSEには遠く及びません。
 
SONYやオーディオテクニカ等の国産勢でもBOSEを聞いた後ではノイズキャンセル性能はお話にならないレベルです。
 
更に酷いのが「中華製ノイキャンヘッドホン」とアップルのBeats by Dr.Dreの大人気ヘッドホンシリーズです。
中華製の性能が低いのはなんとなく理解できるのですが、Beats by Dr.Dreは価格にたいしてほとんど「詐欺」かと云うようなレベルの低さで購入はまずもってオススメできません。
 
例えば僕はBeats by Dr.DreのスタジオV2を所有していましたが、盛大に発生するバックノイズとレベルの低いノイキャン性能、更にはノイズキャンセルをOFFにすることが出来ないため、常時聞こえ続けるかなりウルサいホワイトノイズをずっと聞き続けなければなりません。
 
耐えられずに一週間程度で手放してしまいましたが、こんなモノを人にはとても推薦できません。
 
ちなみにSONYとオーディオテクニカもホワイトノイズはかなりウルサいですが、Beats by Dr.Dreのノイキャンヘッドホンや中華製から比べるといくらかマシです。
 

【音質について】

BOSEはかなり良いです。
ヘッドホンでもイヤホンでもどれを購入しても満足感があると思います。
 
音楽を聴いていても歪み感とバックノイズの少ない極めて優秀な音質を堪能できるはずです。
 
逆に言えはBOSEを手に入れてノイキャンに不満がある場合は他のメーカを買う理由はなくなりますので、ノイキャンが必要ないという事で物欲から解放されます。
 
その他メーカーは「音がかなり歪み」ます。
 
更に「盛大に発生するホワイトノイズ」でどうにもなりません。
 
ですので「音楽を楽しみたい」というのならやはりBOSEを選択しておくのが無難です。
BOSE唯一の欠点が「価格が高い」ということとなります。
 

【レベルの低いノイキャンなら耳栓の方がマシ】

結局、レベルの低い機器を購入するのならMOLDEX耳栓やカナルタイプのイヤホンを使った方が遮音性は良好です。
 
しかも耳栓やカナルタイプのイヤホンなら無音時に少なくとも耳障りなホワイトノイズはありません。
 
耳栓は遮音のみですが、イヤホンならイヤーピースをしっかりと併せて耳穴にきっちりと押し込んで音楽を流せば更に周りの音は聞こえなくなります。
 
ですが、自分でテストしてみるとSONYのノイキャンMDR-NWBT20N当たりでも周りの音に対する効果はかなり感じられましたので、まったく意味がないとは言えないようです。
 
ただし、音は歪み、バックノイズもそれなりに大きいので比較的騒がしい屋外でのBGM用として割り切って使うべきです。
 
 

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【ノイズキャンセル性能の今後について】

目に見えて進化しているのはBOSEのみです。
といってもかなり完成されているので進化と言うよりも「チューニングによる改善」と云った方が良いかも知れません。
 
後のメーカーは「進化」しているのかと疑いたくなるような状況で、音を聞いても「うーん、これ2年前と何か変わってる?」と疑いたくなるようなていたらくです。
 
ノイズキャンセリング機能についてはBOSE以外のメーカーついては今後の「改善」も疑わしいか、一歩がとても小さいので、慌ててドンドン買い換えるような分野ではありません。
 

【ノイズキャンセリングイヤホンとヘッドホンのまとめ】

最高クラスのモノが欲しければBOSEのヘッドホンかイヤホンを選択、そうでなければ価格も安く性能もそこそこながら屋外では十分に有用なSONY当たりの低価格ノイキャンイヤホンでもおもしろいと思います。
 
と云うよりもむしろこういった極端な選択肢しかないのがノイスギャンセリング界隈の実情です。
 
1番マズいのがレビューや広告に騙されて「BOSE以外の高価格なノイキャンヘッドホン」を買ってしまうことです。
特にデザインのみで売れまくっているBeats by Dr.Dreのノイキャンヘッドホンは性能的にはかなり問題があると言わざるを得ません。
 
と云う訳なので非常に両極端な選択肢しかないのがノイズキャンセルの姿となります。