【レビュー】AudioMX HB-8A/B Bluetoothヘッドホン
こちらは数年にわたりラインナップされるHB-8 Bluetoothヘッドホンです。
ベストセラーモデルと云ってしまっても良く、世間での評判もそれなりに高いところがあります。
こちらはHB-8AとBと云う型番がありますが、マイナーチェンジモデルのようでどちらの音も同一なので特に気にする必要はありません。
【AudioMX HB-8A/Bスペック】
- ■APT/X対応
- ■Bluetooth4.0
- ■充電3時間
- ■待機720時間
- ■再生20時間
- ■インピーダンス32Ω
- ■音圧103db
CSR8645チップ採用品です。
Bluetooth接続は10メートルまで確認しましたので問題はありません。
装着感は極めて良好ですがカップが浅く小さいようで耳の大きい方はたぶん当たります。
この点は注意が必要となります。
重さは実測値で238グラムでしたので、平均的だと思います。
【AudioMX HB-8A/B音質】
CSR8645チップを実装していることが明記されているだけあって音質はそこそこ良いものです。
帯域バランスは低域多めですが、とても強いというレベルではなく、中華にありがちな低音よりの音作りとなっていますが、聞いていて心地よいレベルの低音量だと思います。
エッジはちょっと立ち気味の音で、ニュートラル系統のドライバを持っています。
音質はわずかに明るめですが、なかなかの音だといえるでしょう。
Bluetoothにしてはボーカル域の出来も良いと思います。
Bluetoothにしては音のクリア感はそこそこ優秀で、APT/Xで聞けばもう少し高音質で聞けるのではないかと思います。
iPhoneなどのAPT/X非対応機でも十分に満足感のある音質ではないでしょうか。
もちろん2-3万クラスの大手ブランドのBluetoothヘッドホンには遠く及びませんが、それでもこの価格帯ではかなり優秀な音質を持っていると思います。
こちらは有線で楽しんでもそれなりの音がしますのでかなり楽しめるBluetoothヘッドホンだと思います。
音質はもちろん有線接続の方が格段に良く、Bluetooth特有の歪み感がだいぶ息を潜めてきます。
聞けるときは有線で聞き、必要な時にBluetooth接続で楽しむというのが普通に出来るので状況に合わせて使えると思います。
【AudioMX HB-8A/Bまとめ】
5000円~1万円以内のBluetoothヘッドホンとしては購入を考えても良いと思います。
この価格帯は中華のBluetoothヘッドホンがひしめいているのですが、数年にわたるベストセラーモデルと云うことも有り、性能はなかなかなの物だと判断します。
Bluetoothなので大きな期待は禁物ですが、価格以上の価値は感じられるヘッドホンでした。
もちろん、もっと良いものも他に存在する可能性も十分にありますが、この価格帯は既に中華の領域でコストを考えると国産や海外ブランド品が押されているのが現状だと思われます。
スペックのところでも書きましたがちょっとカップが小さめで浅いのでその点だけが注意点となりますが、5000-1万円以内でそれなりに使えるBluetoothヘッドホンを探しているのなら良い選択肢だと思います。
総合的に価格も考慮すれば「オススメマーク」を付けられる品質と性能があると判断致しました。
安くて質の良いBluetoothヘッドホンを探しているのなら候補にするべきだと思います。
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- 出版社/メーカー: AVANTEK
- メディア: エレクトロニクス
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