【レビュー】 Bluetooth 4.1 トランスミッター レシーバー TaoTronics TT-BA07
こちらはカテゴリーとしてはトランスミッター&レシーバーとなります。
要するに、Bluetoothで音楽を飛ばしたり、好きなイヤホンで受けたりするものです。
日本語で説明すれば、送信機&受信機ということになります。
少し前から出てきた送信機と受信機をスイッチで切り替えて使うタイプなので1つで両方使えるタイプです。
【 TaoTronics TT-BA07スペック】
- ■APT/X対応
- ■送信機&受信機対応(スイッチ切替)
- ■連続再生 6時間
- ■Bluetooth2.1+EDR Class 2
- ■充電2時間
- ■重さ10グラム
超軽量コンパクトです。
稼働時間は6時間と少し短いのが気になりますが、重さ10グラムで2in1というのは評価できます。
【 TaoTronics TT-BA07送信機TX音質】
TX/送信機としての使用はあまりオススメできません。
とにかく音が悪いので「臨時」で何か必要なときに使うか、もしくは音楽などでは無く、テレビやビデオの音声などを流す用途に向いています。
積極的に聞きたくなるような音質では無いので、TXはあくまで「おまけ」として考えておくと良いでしょう。
ちなみに歪みと雑味はかなり感じます。
音質の劣化は相当程度にあると判断して良いと感じています。
【 TaoTronics TT-BA07受信機RX音質】
受信機としての音質はかなり良い方です。
細かく聞き込まなければ「音楽」を聞く用途にも使えるほどで、アンドロイドの方がAPT/Xで聞けばもう少し音質は上がるでしょう。
TaoTronics TT-BA07に関してはできればRX受信機として好きなイヤホンをさして楽しむ事を推奨しておきます。
なお、普通に2有線で聞くよりも雑味が増し、若干ですが音が歪み、低音が少し少なめになります。
それでも注意深く聞かなければこれではこれで満足してしまう音質を確保しています。
【 TaoTronics TT-BA07まとめ】
元々この手のトランスミッターやレシーバーは、どの製品も音はあまりよくありません。
音質を少しでも重視するのならあまり積極的に使うモノではありませんが、日常生活で例えば「一時的に」Bluetooth機能の無いDAPにこちらをTX仕様で接続してBluetoothヘッドセットに音声を飛ばしたり、その逆に、RX仕様で好きな有線イヤホンをさしてスマホからBluetoothで音楽を受けたりと活用範囲は広いです。
こういったトランスミッター/レシーバー製品は基本的に余程困っているのでもなければ音楽を飛ばす用途に使うものではなく、ちょっとしたラジオやテレビなどの音声を飛ばすことに使うべき製品です。
TaoTronics TT-BA07はRX/受信機としての性能の方が優れていますので、できれば受信機として好きなイヤホンをさして使うことを推奨しておきます。
その場合ですが、できれば低音が多めのイヤホンと合わせるとちょうど良くなるようです。
最後にもう一度書いておきますが、Bluetoothレシーバーやトランスミッターで両方ともまともな音がする製品というのは僕は聴いたことがありません。
その中でもRX性能はかなり良い方なので、RX使用なら買いを推奨させていただきます。