【オススメ】Bluetoothイヤホンとヘッドホン・スピーカーのレビューブログ【ワイヤレスまとめ】

Bluetoothイヤホンとヘッドホン及びBluetoothスピーカーのまとめブログです。主に中華製ワイヤレス(QCYなど全般)を主に取り扱います。こちらのブログは「ぶろぐなんかめんどくせえよ」のスピンアウト・ブログとなります。

SoundPEATS/サウンドピーツ Q12 Bluetooth イヤホン

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 AmazonベストセラーのサウンドピーツQ12です。

 

名前が紛らわしいのですがQCY QY12とは全くの別物なので注意して下さい。

 

今の価格は2000円台後半ですが、音はかなり良い製品で、平均以上の実力は確実にあると判断しています。

もしかすとる2000円台のヘッドセットではQY8を除けばベストな製品かもしれません。

 

マグネット式のハウジングなので首に引っかけて持ち歩くことが出来るので可搬性は高めとなっています。

ハウジングは結構大きいのですが、装着感はかなり良いです。

 

【SoundPEATS Q12 Bluetooth イヤホン スペック】

 

■充電2時間
■稼働6時間
■待ち受け180時間
■CVC6.0マイクノイズキャンセル
■重さ 28グラム(実測値)
■APT/X対応
 
アナウンス音声が日本語です。
 

【SoundPEATS Q12 Bluetooth イヤホン 音質】

音はかなり良いです。

帯域バランスは低音強めですがこのあたりはQCY QY12とほぼ同等な帯域バランスを持っています。

 

もしかすると音数の多い音楽ではリファレンスのQY12の方を音で上回っているかもしれません。

 

Bluetooth特有の若干の雑味や歪みは致し方ありませんが、特に気にならないほど洗練されていて、かなり聞かせる音質を出してきます。

QY12よりもわずかに音が明るく、さらに複雑な音のソースでは明瞭度が上回っています。

 

この為、かなりハッキリとした音がするので、Bluetoothヘッドセットの中では相当に優秀な部類に入ると思います。

 

ただし、ボーカルの帯域に少し問題があり音がかなり変質します。

また背景ノイズは少し多めです。

 

このあたりの回路上の問題がかなり惜しいと思います。 

リファレンスとしてはちょっと厳しいのですが、買って損は無いでしょう。

というよりも積極的に買いを推奨させていただきます。

 

【SoundPEATS Q12 Bluetooth イヤホン まとめ】

QY12の方がマグネット式としての使い勝手は良いのですが、激しく音の多いソースではこちらの方が素晴らしいと感じます。

 

ちょっと声の帯域の音の変質が気になり、背景雑音も少し多めなのですが、2000円台のBluetoothヘッドセットとして考えるのならイチオシできます。

 

意外に良く出来たヘッドセットでちょっと驚きましたが、普段使いに価格の安くて良いものを探しているのなら1本積極的に購入しても良いでしょう。

 

これは素晴らしいです。

 

さすがサウンドピーツでした。 

 

 

earphon.hatenablog.jp

 

【レビュー】 Bluetooth 4.1 トランスミッター レシーバー TaoTronics TT-BA07

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こちらはカテゴリーとしてはトランスミッター&レシーバーとなります。

要するに、Bluetoothで音楽を飛ばしたり、好きなイヤホンで受けたりするものです。

日本語で説明すれば、送信機&受信機ということになります。

 

少し前から出てきた送信機と受信機をスイッチで切り替えて使うタイプなので1つで両方使えるタイプです。

 

【 TaoTronics TT-BA07スペック】

  • ■APT/X対応
  • ■送信機&受信機対応(スイッチ切替)
  • ■連続再生 6時間
  • Bluetooth2.1+EDR Class 2
  • ■充電2時間
  • ■重さ10グラム

 

超軽量コンパクトです。

稼働時間は6時間と少し短いのが気になりますが、重さ10グラムで2in1というのは評価できます。

 

【 TaoTronics TT-BA07送信機TX音質】

TX/送信機としての使用はあまりオススメできません。

とにかく音が悪いので「臨時」で何か必要なときに使うか、もしくは音楽などでは無く、テレビやビデオの音声などを流す用途に向いています。

 

積極的に聞きたくなるような音質では無いので、TXはあくまで「おまけ」として考えておくと良いでしょう。

ちなみに歪みと雑味はかなり感じます。

 

音質の劣化は相当程度にあると判断して良いと感じています。

 

【 TaoTronics TT-BA07受信機RX音質】

受信機としての音質はかなり良い方です。

 

細かく聞き込まなければ「音楽」を聞く用途にも使えるほどで、アンドロイドの方がAPT/Xで聞けばもう少し音質は上がるでしょう。

 

TaoTronics TT-BA07に関してはできればRX受信機として好きなイヤホンをさして楽しむ事を推奨しておきます。

 

なお、普通に2有線で聞くよりも雑味が増し、若干ですが音が歪み、低音が少し少なめになります。

それでも注意深く聞かなければこれではこれで満足してしまう音質を確保しています。

 

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【 TaoTronics TT-BA07まとめ】

元々この手のトランスミッターやレシーバーは、どの製品も音はあまりよくありません。

 

音質を少しでも重視するのならあまり積極的に使うモノではありませんが、日常生活で例えば「一時的に」Bluetooth機能の無いDAPにこちらをTX仕様で接続してBluetoothヘッドセットに音声を飛ばしたり、その逆に、RX仕様で好きな有線イヤホンをさしてスマホからBluetoothで音楽を受けたりと活用範囲は広いです。

 

こういったトランスミッター/レシーバー製品は基本的に余程困っているのでもなければ音楽を飛ばす用途に使うものではなく、ちょっとしたラジオやテレビなどの音声を飛ばすことに使うべき製品です。

 

TaoTronics TT-BA07はRX/受信機としての性能の方が優れていますので、できれば受信機として好きなイヤホンをさして使うことを推奨しておきます。

 

その場合ですが、できれば低音が多めのイヤホンと合わせるとちょうど良くなるようです。

 

最後にもう一度書いておきますが、Bluetoothレシーバーやトランスミッターで両方ともまともな音がする製品というのは僕は聴いたことがありません。

 

その中でもRX性能はかなり良い方なので、RX使用なら買いを推奨させていただきます。

 

【レビュー】サウンドピーツ/soundpeats P5 Bluetoothスピーカー 

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サウンドピーツのP5となります。

前モデルナンバーのP4の出来があまりにも悪かったので今回のP5にはあまり期待していませんでした。

 

そもそもデザインも同じようなもので、ハッキリとしたことは言えませんがP4とOEM元が同じメーカーの可能性も濃厚です。

 

【サウンドピーツ/soundpeats P5スペック】

■出力12W×2

■充電5時間

■再生8時間

■IPX4

■Bluetooth4.1対応

 

内蔵バッテリーはP4が2000mahでしたがこちらは倍増して4000mahとなっています。

音質モードでは「アウトドアモード」と「インドアモード」の2つが選択できます。。

 

【サウンドピーツ/soundpeats P5音質】

最初に聞いたときにインドアモードで音を聞いたので、瞬間的にDSPの音だと判定しましたが、インドアモードの音は低音ブーストが掛かったイコライザー処理された音です。

帯域バランスは非常に不自然ですが、中高音域の出来はかなり良いスピーカーだと思います。

 

なお、こちらのP5は音質モードの設定が逆ではないかと疑いを持っているのですが、アウトドアモードの方が本来のP5の音でこちらは低音が出ません。

というよりもアウトドアモードの方がスピーカーとしてはイコライザーで不自然に持ち上げられた音ではなく、より普通で素直な音になっています。

低音はほぼ出ませんが、このクラスのサイズのスピーカーならこんなものでしょう。

 

普通、アウトドアでは周囲の環境雑音でのいずれベルが上がるので低音が欲しくなるモノですが、こちらのP4はなぜかアウトドアモードがDSP無しの低音の少ない音で、インドアモードが低音ブーストの掛かったDSP処理された音になっています。

 

なお、設置ですが相変わらず360度無指向性の音ではなく、どうも前面にドライバーが1つで、90度対角の下面にもスピーカーを実装しています。

このため縦置きの場合、下面を上にして設置するのですが、音の広がりは少し違和感が残ります。

このP5はやはり「縦置き」ですと音場が不自然になりますので、出来れば普通に横置きで聞くべきでしょう。

 

音質についてですがインドアモードはDSP処理されていますのでガンガンに低音ブーストされた音になります。

中高音域はかなり出来が良く、クリア感があるので聞いていて楽しい音になっていますが、無音時のホワイトノイズはかなり大きめなのでニアフィールドで聞くには向きません。

 

アウトドアモードの音は本来のドライバーの音となっていますが、背面にドライバを実装しているのでやはり音が打ち消しあってしまっているようで、低音はかなり少なくなりますが、もともとのパワーを考えるるとこんなものでしょう。

 

こちらのスピーカーはアウトドアモードで中高音域を楽しむべきだと思いますが、インドアモードで絨毯などの上に直置きして吸音して聞くのも良いかも知れません。

 

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【サウンドピーツ/soundpeats P5まとめ】

P4を購入するくらいなら間違いなくこちらのP5の方が完成度が高いです。

 

P4で問題のあったタッチパネルの面倒な操作などが無くなり、物理的なダイヤルやスイッチに変更されているので操作に戸惑いがありません。

 

本体の完成度は高く、中高音域がクリアで前に出るなどなかなかよいものがありますので、買って大失敗というものではなく、P4を選ぶくらいならP5にしておくべきだと思いますが、静かな曲を流したときに結構盛大なホワイトノイズが入るのでこの点はかなり惜しいと思います。

 

総じて前作のP4の問題点をあらかた解決したスピーカーであると評価します。

 

ただし、特に問題のあるスピーカーではありませんがココまでの価格を出すのなら、僕ならVAVAのスピーカの方を選ぶと思います。

 

earphon.hatenablog.jp

  

【レビュー】サウンドピーツ/soundpeats P4 Bluetoothスピーカー

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総合評価✖

縦型のスリムなBluetoothスピーカーです。

 

縦型のため設置面積が小さく、360度音が広がるということが売りの1つとなっているスピーカーです。

 

【サウンドピーツ/soundpeats P4 スペック】

 ■5W出力×2

■充電3時間

■再生8時間

■IPX4

■CVC6.0マイク・ノイズキャンセル

■Bluetooth接続 10メートル

■タッチパネル搭載

 

タッチパネルに問題があり、操作性が極めて悪いです。

 

【サウンドピーツ/soundpeats P4 音質】

とても悪いです。

もともと360度の無指向性スピーカというのは宣伝文句に無理があり、この程度のグレードとサイズで実現することは難しいと思います。

 

このスピーカーは単に円形の筐体の背面にスピーカーを取りつけただけで、これを持って360度無指向性スピーカーと銘打っていますが、このスピーカは無指向性スピーカーの音ではありません。

 

本来うまく設計された無指向性スピーカーというのは「ふわっとした音」がするもので、音源がどこだか分からないような不思議な鳴り方をします。

こういったスピーカーは高級なスピーカに極一部存在しますが、売れているようなタイプではなく、購入する人はほとんど居ません。

かなり好き嫌いというか鳴らすのが難しいスピーカーなのですが、サウンドピーツのP4の鳴り方は360度ではなく、単に背面のスピーカーが鳴っているだけです。

 

ドライバーも互い違いの向かい合わせに実装されているようで、この配置では音が打ち消しあって消えてしまいます。

 

と云う訳なので、こちらのP4の音は広がりが不自然で音のクリアさも足りず、低音もよくありません。

 

P4の音質は評価以前の音で、いろいろと問題があると言わざるを得ません。

 

 

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【サウンドピーツ/soundpeats P4 まとめ】

Amazon等や雑誌などでは非常に評判がよいのですが、とてもオススメできません。

 

ちなみに音量調整などの操作性も極めて悪く、タッチパネルなど面倒で仕方ありません。

そのタッチパネルの反応もイライラするほど劣悪で、スマホの操作など想像するのは間違いです。

 

操作性も本体の出来も音質も、どれをとっても平均以下の出来映えで、一言で言うのなら「粗悪な出来のスピーカー」だと言えます。

 

どうしてこんなスピーカーが高評価なのか訳が分かりませんが、作りや設計にそもそも無理があると感じます。

 

見るべきところの何も無いスピーカーで、こんなものを高評価するのは「他の優秀なBluetoothスピーカを知らない」からでしょう。

 

間違ってもこういうスピーカーを購入してはいけません。

 

これなら同サウンドピーツのP2/P3の方が遙かに優れています。

 

 

earphon.hatenablog.jp

 

 

【コラム】Bluetoothスピーカーの設置の基本とスーパーウーファーについて

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純粋なスピーカーから流れてきた人にとってはごく当たり前の知識なのですが、昨今の世相で最初からイヤホンやヘッドホンで音を聞き、スピーカーというとアンプ入りのパワードスピーカをPCで使うくらいが当たり前になりつつあるので、そういう方向けに極初歩的な知識を幾つか書いておきます。
 

【スピーカーは設置に音が左右される】

スピーカーというのは基本的に設置場所で音が大きく変わります。
低音が少ない場合は壁や床が硬い場所に設置した方が低音が増えるのでよい結果を生む場合が多くなります。
 
ただし、低音がブーミーになってしまう場合もあるので色々と試行錯誤が必要です。
またこの場合、中高音域にも「濁り」が出る場合もあるので、その場合は適度に吸音してやったりしますが、この加減がとても難しかったりします。
 
ですので、スピーカーを設置する場合、まずフローリングなどの硬い床に直置きして音出しをして、次に柔らかい絨毯の上などに置き、その都度音を確認して確かめる必要があります。

【スピーカーは低音が出ないのが普通】

Bluetoothスピーカーというのは物理的に低音がでません。
 
これはウーファーのサイズが小さすぎることが原因で、そもそも今のBluetoothスピーカー程度の大きさでは低音というのは出ないものです。
簡単な話をすれば満足のいく低音を出すにはドライバ直径が25センチ以上はどうしても必要になります。
しかもそれを鳴らすアンプは20-30キロのアナログアンプが必要となります。
 
ですので物理的に不可能な低音にこだわるよりも、質のよい低音は綺麗に諦めましょう。
 
もしくは多少不自然にはなりますが、パッシヴウーファーやバスレフという機構を備えたスピーカーで補った低音を持つスピーカーを用意する必要があります。
 
Bluetoothでこのタイプのスピーカーは手の平サイズのモノでは今のところ存在しません。
20-30センチの横長サイズのBluetoothスピーカになると見掛けるようになりますが、質のよい低音を出力できる製品は数が限られています。
 
ちなみにパッシヴウーファー搭載品では低音の質にかなり問題がある製品もよくありますので、注意して下さい。 
 
 

【ステレオ使用の方が圧倒的に音が良い】

Bluetoothスピーカーは単独で使うモノが主流です。
 
ですがここ最近はTWS対応という、ようするに同じスピーカーを2つ用意してペアリングさせ、ステレオスピーカーとして使える機能をもったBluetoothスピーカーが出回りだしています。
 
僕が聞く限りではこのTWS機能は絶大な威力があり、1つのスピーカを単独で使うよりも遙かに音は良い傾向があります。
 
なので、少しでもBluetoothスピーカーで良い音のモノが欲しければTWS機能対応の製品でステレオ使用することが手っ取り早いと思います。
 
ちなみにモノラルとステレオでは「音のチューニング」が全く違うので、ステレオ使用前提では「音がマイルド」なスピーカーを選んだ方が好結果を生みます。
 
低音も単独ではすこし少ないくらいで無いとステレオにしたときに今度は低音が飽和します。
 
要するにTWSでつかう場合、ステレオ用にチューニングされた音のスピーカーが必要だという事です。
この場合、単独で使うと音が悪いので評判が悪くなりますが、TWSとしてのチューニングの方向としては正しくなります。
 
と云うわけですのでTWS対応機のレビューは注意して確認する必要があり、単独使用で音が悪いというレビューがあっても、ステレオ使用にすると格段に音がよくなるからです。

【スーパーウーファーの使用も考えてみる】

 
サウンドバータイプのスピーカなどが筆頭になりますが、据え置きタイプのBluetoothスピーカーの場合、その場所から移動しないことが前提となるのなら、なにかしらのスーパーウーファーを導入してしまうのもよい方法です。
 
価格が安くて質のよい低音などまずもってあり得ないのですが、それでもBluetoothスピーカーに合わせる適度なサイズと価格のスーパーウーファーでも無いよりはかなりマシになります。
 
低音が出ないものを無理に何とかするよりも、具体的に低音の問題をある程度解決してしまうのがスーパーウーファーなので、積極的に考えてみるのも一興です。
 
少なくとも映画などを見たり、ゲーム等に使用すると絶大な威力があるのがスーパーウーファーです。
 
ただし、普通には接続できないので、5.1chサウンドボード付きのPCで接続する場合に限られます。
もしくはAVアンプにBluetoothスピーカーを有線接続してウーファーを使い、必要な場合にBluetoothに切り替えるなどの手間が必要です。
 
普通に考えればメインPCの中核スピーカとして考える場合が現実的でしょう。
 
もともとBluetoothスピーカーとPCは相性がよいので、その場合は少しでも音を良くするためにスーパーウーファーというのは有りだと思います。
 
テレビなどのスピーカーとして使用する場合は格安AVアンプで十分なので、この場合もスーパーウーファーが生きてきます。
 
AVアンプならハイカット周波数の設定なども自在なので、活用範囲が大きく広がります。
 
ちなみに注意点ですが、安いスーパーウーファーはそれ単独でハイカットが設定できない場合が多いのでAVアンプと組み合わせて使うことが前提となります。
 
なぜこんな手間をかけるのかというと、PC使用などの場合ではもともとまともなアクティブスピーカーが少ないので、競争が激しくて進化を続けるBluetoothスピーカを活用していくというのは有りだと思います。
 
そういう意味では最近のBluetoothスピーカの多様な選択肢はいい方向に向かっていると個人的には思っています。
 
 

【レビュー】TaoTronics 36WワイヤレスBluetoothスピーカー TT-SK017 サウンドバー

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テレビ画面下への設置を前提とした薄型で細長いサウンドバーです。

 

全長53センチと細長くスピーカードライバーはふたつ実装していますのでステレオ音声となります。

スピーカー間が十分に離れていますので音声の広がりあるステレオ感は十分に感じることができ、何かと使いやすいタイプのスピーカーです。

 

【TaoTronics BluetoothスピーカーTT-SK017スペック】

■36W出力スピーカー 

■壁掛け可能

■AUX・光・Bluetooth接続

■リモコン付き

 

低音を増幅するようなパッシブウーファー等の機構は一切ありません。

 

据え置き用途専用です。

 

とてもではないですが持ち歩くスピーカーでは無く、テレビやモニター・スマホなどとリモコンで切替ながら使う用途に特化しています。

 

【TaoTronics BluetoothスピーカーTT-SK017音質】

このリモコン付きのサウンドバータイプのスピーカーを使うのは初めてなのですが、全長は53センチとかなり細長いスピーカーとなっています。

 

これはモニターやテレビの画面下側にセットする事を前提としたデザインで、わずかな隙間に設置できるのがメリットのひとつです。。る 

 

ですが厚みが無いので実装されたスピーカーはひとつ18Wと出力こそ大きくても、ドライバー直径は当然のことながら小さく限界があります。

 

こういった場合は往々にして「音が悪い」ものが多くなるのですが、それを感じさせないストレートな音質で、サウンドバータイプにしては十分に使える音質を確保しています。

 

低音はそこそこ出るのですが大きな期待は禁物です。

 

こちらのスピーカーで大事なことは「設置位置と方法」に大きく音質が左右される傾向があるので、例えばテレビ下の位置にそのまま直置きは推奨できません。

低音が床に反射してかなりブーミーに増幅されてしまうと云う事と、それにより中高音域もクリアさが失われてしまうからです。

 

このスピーカーの設置はスピーカーグリル正面を空中に浮かせるように設置して硬いテレビボードや床から少し離すように設置するのが大切です。

 

とにかく正面を少し斜めに設置するなどして音が床などに反射しないように工夫しましょう。

 

こうすることにより音が格段にクリアになります。

 

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【TaoTronics BluetoothスピーカーTT-SK017まとめ】

3.5mmAUX接続と光接続、それからBluetoothワイヤレス接続と基本的な接続方法はカバーしていますのでかなり使いやすいです。

 

更に評価できるのがリモコン付きで接続が一発切り替え可能な点です。

LEDの色で接続モードが判別できるので据え置きでの使用に適しています。

 

これにより、普段はテレビと有線接続していてテレビやモニターの音声を流しながら、必要なときにBluetoothに切り替えることにより、スマホからそのまま音楽を流したりして使うことか出来ます。

 

この場合リモコンが有利で、スピーカを一切いじること無く複数のソースを自在に切り替えることが出来るのは非常に優秀です。

 

最近流行の薄型で細長タイプのスピーカーですが、正直もうし上げて大型のTWS対応スピーカーを購入するよりも、テレビ下やPCモニター下部にセットする目的ならこちらのリモコン付きの方が格段に使いやすいです。

 

リモコン無しではいちいち本体の場所まで行かなければなりませんが、こちらはリモートで接続切り替えできますのでそれだけでも購入の推薦が出来ます。

 

 

【レビュー】soundpeats/サウンドピーツ D2 モノラルヘッドセット 片耳

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総合評価✖

オーソドックスなノーマルタイプのヘッドセットです。

セレクトショップであるサウンドピーツから発売されるだけあって期待がありました。

 

特に奇をてらって特筆すべき性能は見る限りありませんでしたが、デザインはなかなかよいものだったのでサウンドピーツへの期待と共にチェックしてみました。

 

【soundpeats/サウンドピーツ D2スペック】

  • ■待機100時間
  • ■再生4時間
  • ■充電2時間
  • ■Bluetooth4.1
  • ■重量8グラム
  • ■シャッター機能搭載

 

充電が掛かる割に再生時間が短めなことに注意が必要です。

DSPノイズキャンセル対応と書かれていますが意味が分かりません。

 

アクティブならあり得ないですし、普通この手のものだとCVC6.0のマイク側ノイズキャンセルの筈ですが明記されていません。

どう考えてもCVCだと思うのですが、そうだとするとごく当たり前の機能で「DSPノイズキャンセル」と書くのは間違いではありませんが、詐欺行為に近いです。

 

Bluetoothシャッター機能搭載で、リモートでスマホのシャッターが切れますが「盗撮」以外に使用方法があまり思い浮かびません。

 

【soundpeats/サウンドピーツ D2音質】

たいしてよくありません。

中域重視の構成なので、この手のヘッドセットとしては「聞きやすい」バランスだと思いますが、何しろ素の音質がかなり悪いです。

 

音楽を流すと音がシャカシャカして低域も出ません。

聞けないことはないですが、音楽も聞きたいというような用途には向いた機種ではありません。

 

このチューニングは「通話」主体のチューニングだと思われますが、それ以前に音の悪さがこのクラスの一般的な音質を下回っています。

 

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【soundpeats/サウンドピーツ D2まとめ】

性能は凡庸で、再生時間も短め、それでいて音もあまり良くないという最初の期待を大きく外すモノラルヘッドセットでした。

 

片耳用のヘッドセットとして特に指名買いをするような代物ではなく、せいぜい1500円程度で売っているのなら間違えて買ってしまってもまあ納得できるというような出来です。

 

あえて買う理由は何もなく、他機種にしておいた方がよいと思われます。

 

リモートシャッター機能だけが唯一の本機独自機能として評価できるのではないでしょうか。

 

【レビュー】AudioMX HB-8A/B Bluetoothヘッドホン

 

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こちらは数年にわたりラインナップされるHB-8 Bluetoothヘッドホンです。

ベストセラーモデルと云ってしまっても良く、世間での評判もそれなりに高いところがあります。

 

こちらはHB-8AとBと云う型番がありますが、マイナーチェンジモデルのようでどちらの音も同一なので特に気にする必要はありません。

 

【AudioMX HB-8A/Bスペック】

  •  ■APT/X対応
  • ■Bluetooth4.0
  • ■充電3時間
  • ■待機720時間
  • ■再生20時間
  • ■インピーダンス32Ω
  • ■音圧103db

 

CSR8645チップ採用品です。

Bluetooth接続は10メートルまで確認しましたので問題はありません。

 

装着感は極めて良好ですがカップが浅く小さいようで耳の大きい方はたぶん当たります。

この点は注意が必要となります。 

 

重さは実測値で238グラムでしたので、平均的だと思います。

【AudioMX HB-8A/B音質】

 CSR8645チップを実装していることが明記されているだけあって音質はそこそこ良いものです。

帯域バランスは低域多めですが、とても強いというレベルではなく、中華にありがちな低音よりの音作りとなっていますが、聞いていて心地よいレベルの低音量だと思います。

 

エッジはちょっと立ち気味の音で、ニュートラル系統のドライバを持っています。

音質はわずかに明るめですが、なかなかの音だといえるでしょう。

 

Bluetoothにしてはボーカル域の出来も良いと思います。 

 

Bluetoothにしては音のクリア感はそこそこ優秀で、APT/Xで聞けばもう少し高音質で聞けるのではないかと思います。

iPhoneなどのAPT/X非対応機でも十分に満足感のある音質ではないでしょうか。

もちろん2-3万クラスの大手ブランドのBluetoothヘッドホンには遠く及びませんが、それでもこの価格帯ではかなり優秀な音質を持っていると思います。

 

こちらは有線で楽しんでもそれなりの音がしますのでかなり楽しめるBluetoothヘッドホンだと思います。

音質はもちろん有線接続の方が格段に良く、Bluetooth特有の歪み感がだいぶ息を潜めてきます。

聞けるときは有線で聞き、必要な時にBluetooth接続で楽しむというのが普通に出来るので状況に合わせて使えると思います。

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【AudioMX HB-8A/Bまとめ】

5000円~1万円以内のBluetoothヘッドホンとしては購入を考えても良いと思います。

 

この価格帯は中華のBluetoothヘッドホンがひしめいているのですが、数年にわたるベストセラーモデルと云うことも有り、性能はなかなかなの物だと判断します。

Bluetoothなので大きな期待は禁物ですが、価格以上の価値は感じられるヘッドホンでした。

 

もちろん、もっと良いものも他に存在する可能性も十分にありますが、この価格帯は既に中華の領域でコストを考えると国産や海外ブランド品が押されているのが現状だと思われます。

 

スペックのところでも書きましたがちょっとカップが小さめで浅いのでその点だけが注意点となりますが、5000-1万円以内でそれなりに使えるBluetoothヘッドホンを探しているのなら良い選択肢だと思います。

 

総合的に価格も考慮すれば「オススメマーク」を付けられる品質と性能があると判断致しました。

安くて質の良いBluetoothヘッドホンを探しているのなら候補にするべきだと思います。

 

【レビュー】AUSDOM M06 Bluetoothヘッドホン 

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総合評価✖

AUSDOMのM06というモデルナンバーのBluetoothヘッドホンです。

こちらは5000円以下のクラスではベストセラーモデルの1つで、かなり息の長いヘッドホンです。

 

僕が知る限りでも既に数年単位で売られているヘッドホンなのでそれなりに期待は大きいの事実です。

 

【AUSDOM M06スペック】

  • ■充電2時間
  • ■待機250時間
  • ■音楽再生20時間
  • ■Bluetooth4.0
  • ■インピーダンス 32Ω
  • ■ドライバー40mm

 

説明に「ノイズキャンセル」と書かれていますが、こちらの機種にはノイズキャンセル機能はありません。

 

APT/X非対応です。

 

特筆すべきは本体の軽さです。

ヘッドホンは重量と装着感も非常に重要な項目なのですが、こちらはとても軽く長時間向けの仕様になっています。

実測値で204グラムですのでこの点は評価できるでしょう。

 

【AUSDOM M06音質】

まずかなり低音よりのバランスです。

特に重低音にブーストが掛かっているようで帯域バランスはイマイチです。

 

エッジはマイルドで尖った音は出しません。

 

ボーカル域はかなり前に出るところが有り、この帯域はかなり聞きやすく、また「音場感」の表現はかなり豊かなところが有ります。

この点においては同価格帯のクラスを超えた表現力を感じるところです。

 

特に気になるのが音質全体に1枚ベールをかけたように音に曇りが生じる点です。

この為、何を聞いてもスッキリしないというか、モヤモヤとした感覚がつきまとうのが残念なところです

 

ちなみにこちらは有線接続でもこの曇りが取れないので、本体の性能だと言わざるを得ません。

 

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【AUSDOM M06まとめ】

オススメできるかどうかと言えばちょっと難しいところが有り、他の製品にしておいた方が良いでしょう。

 

特に音質全体に掛かるうざったいベール感は無視できるようなものではなく、価格の安さと本体の軽さを考慮したとしても他のヘッドホンにしておいた方が無難だと思われます。

一時期あったようなどうにもならない製品ではありませんが、あえて購入はオススメしません。

 

【レビュー】Taotronics TT-BH16 IPX5 Bluetooth4.1ヘッドセット

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総合評価✖

Taotronics社が放つ比較的高級な中華ヘッドセットであるTT-BH16です。

 

ソフトコードですが、ネックレスタイプのようにマグネットでハウジングが接着できるため持ち運びの可搬性は極めて良好です。

 

【Taotronics TT-BH16スペック】

  • ■APT/X対応
  • ■待機175時間
  • ■稼働7時間
  • ■Bluetooth4.1
  • ■IPX5
  • ■充電2.5時間
  • ■重さ14.6グラム

 

IPX5なので防滴性能は良好のようです。

 

ハウジングが結構大きいのですが、装着感はとても良く出来ていて好感が持てます。

連続稼働時間の長さなどみても価格なりの価値はあるかと思われます。

 

【Taotronics TT-BH16音質】

これが決定的に悪く、とてもではないですがオススメできません。

 

全体的な音質はウォーム傾向で、歪みが全体的に覆い被さるように発生していて、デコードチップに問題があるような音がします。

 

Bluetooth機器でAPT/X対応というとそれだけで結構基本的な音質は平均レベルはあるものなのですが、このBH16はちょっと問題が多く、価格からするとあまりにも酷い音質で期待外れだと言わざるを得ません。

 

帯域バランスとか低音がどうのこうのという前にこの「ひずみ感」というか歪みのある音は許容範囲を超えています。

 

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【Taotronics TT-BH16まとめ】

価格を見る限り期待できそうなスペックなのですが、音を聞けば「酷すぎる」と納得の行かない出来映えのBluetoothヘッドセットでした。

 

一昔前の音質のようで、いろいろと「ケチった」のではないかと思われる音質です。

特にデコーダチップが極めてアヤシいのですが、型番の記述もないのでまったく分かりませんが、CSRだとすると8640系の安物チップではないかと思われる音です。

 

といっても8640の低音ブーストの音ではないような感じなのでなんとも言えませんが、

あまり良いチップをおごっているとは思えません。

 

特に買う理由はなく、むしろこんなものをこの価格で買ってしまうと大きく後悔するのではないかと思われます。