【レビュー】サウンドピーツ/SoundPEATS Q1000 ネックバンドタイプ
メインブログでも紹介しましたが、こちらでも再度紹介しておきます。
ネックバンドタイプというネックレスのように首に引っかけて持ち運べるBluetoothイヤホンで、Q1000は従来のこのタイプよりも「音質が向上している」ということでオススメの1つです。
とにかく「可搬性」が良いので、Bluetoothの利点の1つでもある機動性の高さを活かすことか出来ます。
このタイプは音質よりもこういった「メリット」を最大限に活かして行くことも重要な点だと思います。
【サウンドピーツ/SoundPEATS Q1000 スペック】
- ■APT/X対応
- ■CVC6.0マイクノイズキャンセル
- ■IPX4防滴
- ■待機時間200時間
- ■稼働9時間
- ■充電2時間
ネックバンドタイプでAPT/X対応は秀逸です。
電源スイッチがスライド式の物理スイッチなので操作が確実に行え、接続は安定していてかつ激速です。
このQ1000は結構使い込んでいるのですが、どうも稼働9時間というのはアヤシくて5-6時間程度が良いところかと思われますが、これは中華Bluetooth機器が下手すると稼働時間が公称の半分くらいというのはよくあることなので不思議なことではありません。
【サウンドピーツ/SoundPEATS Q1000 音質】
正直に言うと「じっくりと音楽と向き合う性能」はありません。
低音のブーストがちょっと強く、ソフトコードタイプのQY12/QY19あたりとは比較できる物ではありませんが、屋外で楽しむくらいでは満足のいくレベルの音にはなっていると思います。
少なくともしばらく聞いていれば気にならないくらいの音質は実現しています。
5000円以下の低価格中華Bluetoothイヤホンの音としては平均的では有るのではないかと思われますので悪くはないものです。
音質は全体的にマイルド系でエッジは尖らず、ニュートラル系のドライバーですが音は少し地味。
低音は少しブースト気味ですが、弾む感じの低音がよく出てきます。
重低音の表現は苦手で崩れ気味になるのが難点でしょうか。
音の背景はBluetooth特有の雑味と歪みが感じられますが、間違いなく平均クラスはある音質で、ネックバンドタイプとしてはこれまで聞いたヘッドセットの中ではずば抜けた高音質です。
【サウンドピーツ/SoundPEATS Q1000 まとめ】
たぶんここ最近出てきている新型の軽量タイプのネックバンドタイプの中には同等かもう少し音のよいものがあっても不思議ではないので、探せばよいモノに巡り会える可能性は高いカテゴリーです。
逆に言えばそれくらいこのネックバンドタイプの音はどれもどうにもならないくらい悪かった訳です。
それがQ1000の登場で「まだ不満は少しあるが普通に聞けるくらいの音」にはなったとは言えます。
このタイプは僕も愛用しているのですが、とにかく持ち運びが最強で日常での使い勝手の良さは他のヘッドセットを凌ぎます。
特にこちらのサウンドピーツQ1000はBluetoothの接続が激速で、スイッチをONにした瞬間にスマホとつながっているという位の高性能ぶりで、普段使いに酷使する方は真剣に考えてみても良いと思います。