【レビュー】Taotronics TT-BH16 IPX5 Bluetooth4.1ヘッドセット
総合評価✖
Taotronics社が放つ比較的高級な中華ヘッドセットであるTT-BH16です。
ソフトコードですが、ネックレスタイプのようにマグネットでハウジングが接着できるため持ち運びの可搬性は極めて良好です。
【Taotronics TT-BH16スペック】
- ■APT/X対応
- ■待機175時間
- ■稼働7時間
- ■Bluetooth4.1
- ■IPX5
- ■充電2.5時間
- ■重さ14.6グラム
IPX5なので防滴性能は良好のようです。
ハウジングが結構大きいのですが、装着感はとても良く出来ていて好感が持てます。
連続稼働時間の長さなどみても価格なりの価値はあるかと思われます。
【Taotronics TT-BH16音質】
これが決定的に悪く、とてもではないですがオススメできません。
全体的な音質はウォーム傾向で、歪みが全体的に覆い被さるように発生していて、デコードチップに問題があるような音がします。
Bluetooth機器でAPT/X対応というとそれだけで結構基本的な音質は平均レベルはあるものなのですが、このBH16はちょっと問題が多く、価格からするとあまりにも酷い音質で期待外れだと言わざるを得ません。
帯域バランスとか低音がどうのこうのという前にこの「ひずみ感」というか歪みのある音は許容範囲を超えています。
【Taotronics TT-BH16まとめ】
価格を見る限り期待できそうなスペックなのですが、音を聞けば「酷すぎる」と納得の行かない出来映えのBluetoothヘッドセットでした。
一昔前の音質のようで、いろいろと「ケチった」のではないかと思われる音質です。
特にデコーダチップが極めてアヤシいのですが、型番の記述もないのでまったく分かりませんが、CSRだとすると8640系の安物チップではないかと思われる音です。
といっても8640の低音ブーストの音ではないような感じなのでなんとも言えませんが、
あまり良いチップをおごっているとは思えません。
特に買う理由はなく、むしろこんなものをこの価格で買ってしまうと大きく後悔するのではないかと思われます。