【レビュー】Mpow Judge Bluetoothワイヤレスイヤホン
数々のワイヤレスイヤホンをリリースしているMPOW社の最新のBluetoothイヤホンとなります。
価格からすればその音質とマグネット搭載などを考えて「オススメ」を出しておきます。
【Mpow Judgeスペック】
■CSR8640チップ採用
■CVC6.0マイクノイズキャンセル搭載
■充電2時間
■連続稼働7時間
■IPX4
マグネットタイプなので、ネックレスのように首に引っかけて持ち運ぶことができるため、低価格品としては良く出来た作りとなっています。
稼働時間も価格からすれば長めに作られているのでこちらも評価ポイントです。
ちなみにハウジングがちょっと大きめなのですが装着感もかなり良かったです。
【Mpow Judge音質】
低価格品によく採用されるCSR8640チップ搭載なのでこれだけ聞くとスルーしてしまうスペックなのですが、こちらは8640にしてはキチンとチューニングされているようで音は悪くありません。
ただし、音量大きめで聞くと不備が目立つのでそこそこの音量で耳をいたわりながら聞く方がこちららのイヤホンの本領を発揮できるようです。
そもそも音を大きめにすると帯域バランスが低音よりになり、さらに低音に妙なリバーブが付加されるのですが、音量を絞るとそのあたりが目立たなくなるというか、帯域バランスも適正レベルに近づくので、8640の音にしてはかなり良い音を出してきます。
ただし、さすがに低価格なので音は極上というわけにはいきませんが、従来の低音ブーストのかかりがちな8640チップの音ではなく、それなりに良い音を出力してきます。
低音も結構タイト感があり、ボーカル域は若干歪みますが許容範囲の中に有り、音質は少し明るめになります。
このMpow Judgeは価格からすれば買っても後悔する事の少ないちょっと良く出来たイヤホンだと評価できます。
【Mpow Judgeまとめ】
興味がある方は積極的に購入しても良いでしょう。
8640チップと聞くと低価格なだけでゴミに近い音質で本能的に避けてしまいがちになりますが、このMpow Judgeは音を聞いただけでは8640と分からないくらいにはよくチューニングされているようです。
低価格では珍しくかなり良い音とマグネット搭載という意欲的な本体の出来映えで、これはこれで有りだと思います。
バックノイズも少なめで音量を絞り気味で聞いたときの低音の出来も良いのでなかなか良い製品だと感じています。
明るめの音を好まれる方は良い選択肢となるでしょう。