【レビュー】 QCY QY26 Bluetoothイヤホン 片耳タイプ
中華のBluetooth系の超有名メーカであるQCY社が放つステルスイヤホンです。
超ミニタイプで超軽量で、このサイズの小型Bluetoothイヤホンとしては非常に優秀です。
ただし、小型故の弊害はあちこちに見受けられるので「使いどころ」を選びます。
【QCY QY26 Bluetoothスペック】
- ■CSRチップ搭載
- ■稼働3時間
- ■待ち受け70時間
- ■Bluetooth4.1
- ■重さ 4.9グラム(実測値)
連続稼働時間が短いことに注意が必要です。
これはバッテリーの関係で致し方ないのですが、そもそもミニサイズは公称時間すらアヤシいものが多い中ではさすがに有名メーカーが作っただけあってよく出来ていると判断します。
Bluetooth接続距離も公称10メートルですが、実測では5-6メートル程度かと思われます。
ただし、こちらもミニサイズの中では1-3メートル程度の品が多いのでかなり頑張っているとは言えると思います。
マイク性能は通常のBluetoothイヤホンよりも少し落ちる程度です。
装着感は意外なことに悪くありません。
あまりにも小さいので耳からすぐに脱落しそうな感じもしますが、フィット感があり運動中でもずれたり外れたりはしにくいデザインとなっています。
【QCY QY26 Bluetooth音質】
こちらも格安のCSRチップ搭載なので高音質ではありません。
モノラルなので全体的に音質もあまり良いとは言いがたいのですが、そもそも超ミニサイズの音としては「合格点」を出しておきます。
音質そのものはやはり低音が強めでブーミーです。
音のクオリティはあまり高いものではありませんが、音楽なども聴けないことはなく、十分に使える音質です。
中域重視の音で通話などをメインで考えるべき音質だと思います。
APT/Xは非対応となっています。
【QCY QY26 Bluetoothまとめ】
超小型タイプはこれで4-5個目だと思うのですが、たいていのミニサイズBluetoothイヤホンが音出しした瞬間にゴミ箱に投げ捨てたくなる品質なのですが、こちらはそこまで悪い物ではなく、むしろミニサイズのBluetoothイヤホンとしてはトップクラスの製品です。
もともとこういったミニタイプは使いどころを選ぶのですが、連続稼働時間の短さだけ注目していただいて用途さえ合えば積極的に購入をオススメしておきます。
少なくも訳の分からないメーカーのミニサイズイヤホンを買うくらいならこちらの製品にしておくと余計な回り道をしなくてすむのではないかと思われます。
片耳で使うモノラルタイプで音の良いものはフックタイプの大型品になってしまうので、音はそこそこのものでとにかくミニサイズのものを探している方には第一の候補となるでしょう。