【コラム】BluetoothイヤホンはAPT/X接続がベスト
あまりにショボいBluetoothイヤホンはAPT/Xが実装されていませんが、だいたいここを見れば「素の実力」は分かったりします。
つまり、APT/X接続非対応品はそれだけで「音が悪い可能性が高い」と言ってしまってもそうそう大ハズレしません。
今売られているものでも2000円台とか1000円台後半のイヤホンはAPT/Xに対応していないものも多いのですが、3000円クラスになれば対応していない方がおかしいと言ってしまっても良いかも知れません。
ところが日本ではiPhoneなどがかなりの数を占めるため、僕もそうなんですが、普段はAPT/X接続ができない機種でBluetoothイヤホンを活用している方が多いのではないかと思います。
それでAPT/X接続にするとどれくらい音が良くなるのかというと「かなり違い」ます。
これはもう一聴して明らかに相違が判別できるほど良くなります。
一言で言うとベールを1枚剥いだような音になるのでシャキっとする感じでしょうか?
ですので本来はAPT/X対応品はAPT/X接続で楽しむべきなのですが、iPhoneなどのアップル製品はかたくなに対応しませんので、本来Bluetoothイヤホンが持っている実力の3割落ちくらいの能力で聞いている感じとなります。
ですので非常にもったいないという事もあるのですが、これは致し方ないところです。
ですがそれではアップル製品の方はAPT/Xイヤホンを買う意味はないのかと言われればそんなことはなく、むしろ積極的に「購入するのならAPT/X対応品を」と言っておきます。
APT/X対応品の方がチップの性能がそもそもどう音を聞いても上なところがあって、比較すると質がよいモノが多いのです。
ただ、これだけは憶えておいて欲しいのですが・・・僕がゴミ認定したBluetoothイヤホンはAPT/X接続で聞いてもやっぱりゴミです。
ゴミイヤホンがAPT/Xで聞くと「凄く良くなる」などと云う事は絶対になく、ゴミは何で試聴してもゴミには変わりありません。