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— luna-luna (@lunaluna226) August 15, 2017
【レビュー】サウンドピーツ/soundpeats A1 pro Bluetoothヘッドホン AAC対応
サウンドピーツの新作BluetoothヘッドホンであるA1proです。
AAC対応というとても珍しい仕様なのでアップル製品を聴く方に向いているというか、ターゲットが主にそこに設定されていると感じます。
今市場にAAC対応品はそれだけ少ないのでアップル製品の方には嬉しい仕様となっています。
【soundpeats A1 pro スペック】
■Bluetooth4.1対応
■接続距離10メートル
■充電3時間
■待機200時間
■再生25時間
■能率108db
■重さ175グラム
ドライバーが40mmとハウジングに対してかなり大きめのドライバーを搭載しています。
実測での接続距離はとても長く、公称の10メートルを超えてきます。
そのためできる限り接続を安定させたい場合などは本機は魅力的に映ると思います。
もちろん詳細な日本語説明書付きです。
【装着感と側圧】
オンイヤーヘッドホンなのでその性質上、長時間の使用は厳しい感じが否めません。
本体は175グラムなのでとても軽く、側圧もあまり掛からないので使いやすいことは使いやすいのですが、耳の上に常時イヤーパッドが載るため数時間使うことよりももっと短時間使用を目的とするタイプだと言えます。
【AAC音質/アップル製品での音質】
AAC接続されているかどうかの確認方法がありません。
iPhoneで接続しても明示的にAAC接続を確認する方法がなく、おそらくAAC対応機器からの接続であれば自動的にAAC接続されるものだと思われます。
この為お気軽お手軽に何も考えずに高音質接続が選択されるのは良いことだと思います。
このA1proはアップル製品の為に最適化されたコーデックであるAAC対応品である事が最大のメリットです。
音質はウォームで明るめのドライバーを搭載しています。
AAC接続は確認できませんが、音から考えてAACは間違いないでしょう。
帯域バランスは低音重視タイプで価格から考えるとずいぶん良質な低音が出てきます。
量は少し多めですが弾むような低音が出てきてくれるので、聴いていてとても楽しいタイプの音、いわゆるドンシャリ系のチューニングです。
低音自体はチップで増幅されている感がありありと見えますが、悪いものではありません。
目立つような音の歪みもなく、この価格であればさすがにサウンドピーツセレクトだと言える音です。
【アップル製品以外での接続でのBluetooth音質】
APT/Xなどは非対応です。
やはり音が全く違うのでAAC対応品に最適化されていると判断しても良いでしょう。
基本的にAAC非対応アンプでの接続はオススメできません。
音がだいぶ劣化します。
特に低音の弾むような質感がなりを潜めてしまい、しかも全体的に音がショボく曇ります。
【有線接続での音質】
とても良いです。
帯域バランスなどはAAC接続よりも「適正」に近づき、非常に好ましい音です。
この音がコーデックを通さない正規の音だと思いますが、価格から考えれば十分に優れています。
AACと有線接続と共に楽しめる音質で、AACで主に変化するのは「低域」だと云う事がよく分かります。
AACでは量が増え、弾むような低音となります。
それが有線では量は適正で至って普通の低音となります。
【soundpeats A1 pro まとめ】
オンイヤーなので長時間だと耳が痛くなりがちですが、AAC対応のアップル製品の方は価格から考えても良く出来ているので選択しても良いと思います。
残念ながらアンドロイド系の方は音質がだいぶ劣化するので適切ではありません。
その場合は「有線接続」で楽しみましょう。
有線の音の出来も良く、AACでは低音が増えて弾むようになります。
量は多めですが中高音域の劣化もほとんどなくとても楽しめるでしょう。
軽くて再生時間も長いところもポイントが高いです。
なによりも3000円代という価格を考えれば不満は少ないのではないでしょうか?
【次回予告】サウンドピーツ A1proとD6 AAC対応Bluetoothヘッドホン
えー、次回予告です。
サウンドピーツのA1proというBluetoothヘッドホンと片耳/モノラルイヤホンのD6にいきます。
A1proは連続再生25時間でAAC対応というのが嬉しいところです。
AAC対応のヘッドホンを聴くのは初になるのでiPhoneなどのアップル製品の方はAPT/X系の高音質が堪能できることになります。
AACは遅延が未公表となっていますが、一般機器が100-200nmのところAPT/Xが32nmなのでそれに近い数字は出ているのではないかと推察しています。
iPhoneなどの方は非常に魅力的なスペックです。
近日中にレビュー致します。
D6はモノラルイヤホンです。
僕はモノラルイヤホンマニアなのでこちらも楽しみなところです。
有線イヤホンのブログやらメインブログでAVアンプやピュアオーディオの記事など音響機器を全般的に無秩序に書きたいことを書いていますが・・・実際にお外で使うのは・・・全部Bluetoothというのが真実だったりします。
ちなみに音が悪いといいながら愛用しているのはサウンドピーツのQ1000です。
たまにsonyのNWBT20とかです。
やっぱり便利なんですよ・・・・・Bluetoothは。
【レビュー】サウンドピーツ/Sound PEATS Q34 低音の出来の良いBluetoothヘッドセット
サウンドピーツの新作BluetoothであるQ34です。
前作のQ30がどうにもならない駄作だったのですが、その問題の多くは「低域側」にありました。
なにしろブースト気味なところに階調表現がまるで出てこないというのでむしろ逆に驚いたモノです。
その後継ではないでしょうが新たにサウンドピーツがセレクトしたと云うことで期待のできるBluetoothイヤホンがこちらのQ34です。
【サウンドピーツ/Sound peats Q34スペック】
■APT/X対応
■CVC6.0マイクノイズキャンセル
■IPX4防滴構造
■CSR8645チップ採用
■再生7時間
■待機190時間
■充電2時間
■Bluetooth4.1対応
■接続10メートル
基本的な性能は問題ありません。
再生時間が7時間となっているので通勤通学を含めて十分に使えるでしょう。
日本語説明書付きで操作も問題なく、ハウジングは今流行のマグネットタイプなので持ち運びも楽です。
【サウンドピーツ/Sound peats Q34音質】
なかなか良い音がします。
低価格Bluetoothの中では出来は良いと思います。
いま3000円クラスで売られている低価格中華Bluetoothはどれを買ってもそれなりに出来が良いので、Q30のような例外の方が少ないのですが、こちらも比較すれば細かな部分で問題が出てくるとはいえビデオに音楽にと汎用的に使える音質と性能をを持っています。
ただQ12などと比較すると音のエッジがこちらの方が立ち気味となっていて、音の透明感が少し足りないところがあります。
更にリファレンスのQ12と比較すると低域側自体の出来はかなり上なのですが、低域の60Hz付近とそれ以下の帯域に問題があり、その帯域が入るとかなり音が崩れてしまうと云うところがあります。
こちらのQ34はそのあたりの一部の帯域が特に苦手なようですが、それ以上の低音の帯域に関してはタイト気味ながらも質の良い低音をかなりよく出してきます。
このクラスではトップクラスの出来映えを感じる低域で、QY19のリファレンスたり得るバランスではありませんが、少し強めとは言え低音の階調表現能力はかなり高いと言えるでしょう。
中高音域の音はボケ気味で透明度が足りないところが惜しいイヤホンですが、普通に聴く分には全く問題なく、あくまでリファレンスと比較した場合の話しとなります。
バックノイズはこのクラスとしてごく普通です。
多少のサーというノイズ感をイントロなどで感じるのは致し方ありません。
【サウンドピーツ/Sound peats Q34まとめ】
Q30とは比較にならない出来映えで、この価格帯でQ30を検討しているのならこちらのQ34の方が遙かに幸せになれます。
同じCSR8645チップですがこちらのQ34は確かに8645のバランスの音です。
特にこちらは低音側の出来はかなり良く、特に低音好きな方にオススメしておきます。
中華Bluetoothヘッドセットで3千円クラスというと高級な部類に入るところがおもしろいところですが、価格なりの出来映えはあるので十分に満足できるでしょう。
気になった方は音質と性能共に堪能できると思います。
【コラム】BluetoothイヤホンはAPT/X接続がベスト
あまりにショボいBluetoothイヤホンはAPT/Xが実装されていませんが、だいたいここを見れば「素の実力」は分かったりします。
つまり、APT/X接続非対応品はそれだけで「音が悪い可能性が高い」と言ってしまってもそうそう大ハズレしません。
今売られているものでも2000円台とか1000円台後半のイヤホンはAPT/Xに対応していないものも多いのですが、3000円クラスになれば対応していない方がおかしいと言ってしまっても良いかも知れません。
ところが日本ではiPhoneなどがかなりの数を占めるため、僕もそうなんですが、普段はAPT/X接続ができない機種でBluetoothイヤホンを活用している方が多いのではないかと思います。
それでAPT/X接続にするとどれくらい音が良くなるのかというと「かなり違い」ます。
これはもう一聴して明らかに相違が判別できるほど良くなります。
一言で言うとベールを1枚剥いだような音になるのでシャキっとする感じでしょうか?
ですので本来はAPT/X対応品はAPT/X接続で楽しむべきなのですが、iPhoneなどのアップル製品はかたくなに対応しませんので、本来Bluetoothイヤホンが持っている実力の3割落ちくらいの能力で聞いている感じとなります。
ですので非常にもったいないという事もあるのですが、これは致し方ないところです。
ですがそれではアップル製品の方はAPT/Xイヤホンを買う意味はないのかと言われればそんなことはなく、むしろ積極的に「購入するのならAPT/X対応品を」と言っておきます。
APT/X対応品の方がチップの性能がそもそもどう音を聞いても上なところがあって、比較すると質がよいモノが多いのです。
ただ、これだけは憶えておいて欲しいのですが・・・僕がゴミ認定したBluetoothイヤホンはAPT/X接続で聞いてもやっぱりゴミです。
ゴミイヤホンがAPT/Xで聞くと「凄く良くなる」などと云う事は絶対になく、ゴミは何で試聴してもゴミには変わりありません。
【コラム】Bluetoothイヤホンのバックノイズについて
Bluetoothイヤホンを初めて聴く方はちょっと気になるかもしれないと思いましたので、Bluetoothイヤホンのバックノイズ/背景雑音についてちょっと書いておきます。
【バックノイズ/背景雑音とは】
要するにヘッドセットで音楽などを聴いているときやビデオなどを試聴しているときにセリフや音楽の間の無音時にサーというノイズが聞こえます。
これをバックノイズといいますが、どうしてこの音が発生しているのかという原理的な事は僕には分かりませんが、考えられる理由としてふたつあげられます。
■ヘッドセット側の回路的な問題
■電波干渉などの外部的な要因
このあたりではないかと思われるのですが、基本的に僕が幾つものBluetoothイヤホンを聞いてきた限りでは「バックノイズ」の発生しない機器というモノは今のところ聞いたことがありません。
つまりサーという無音時のノイズは常時発生している訳です。
僕の聞いたことのないBOSEあたりの高級な数万クラスのBluetoothイヤホンならもしかすると「バックノイズがほとんど無音」の機種があるかもしれませんが、試聴する5000円以下の低価格帯でバックノイズ無しのイヤホンというのはいままで聞いたことがありません。
【Bluetoothイヤホンのバックノイズまとめ】
いまのところBluetoothイヤホンや赤外線系のワイヤレスヘッドセットではバックノイズは必ず発生します。
ちなみに「独自の伝送」規格を使ったメーカーのセット品でも発生します。
つまりトランスミッターとレシーバーがセットになった「専用品」でもダメでした。
これが有線イヤホンならノイズの大きなDAPさえ選ばなければほとんど気にすることはないはずですがBluetoothではそうはいきません。
そういう訳でBluetoothイヤホンにバックノイズは「必ずある」と理解していてほぼまちがいないでしょう。
ただ余程大きなノイズ音でなければ音楽などを聴いているときは特に気にならないと思いますし、そこまで大きなノイズというのも最近はさすがにありません。
しかし、Bluetoothイヤホンによってはやはりノイズ音の大小に違いがあり、バックノイズが多少大きめな音がするヘッドセットがあることも事実です。
こういった機器についてはバックノイズ/背景雑音が少し大きめと僕のレビューでは書いてありますので気になる方は注意して見ていただくとよいかも知れません。
結論として言わせていただければ「僕個人はバックノイズは特に大きめでなければほとんど気にしていない」ということになります。
ほとんどの場合、音楽が鳴っているときはまったく分からないレベルでもあり、外出時にのみBluetoothを使用するという事もあって、外に出てしまえば背景ノイズなど環境音にかき消されてまったく分かりません。
また、僕はノイズキャンセルヘッドホンやノイキャンイヤホンを使っていることもあって、そちらは盛大なバックノイズが出まくるのでその耳障りな音に比べればBluetoothヘッドセットのノイズはたいした事はない、と感覚が麻痺してしまっていることもあります。
そんな感じですので無音時の多少のバックノイズはワイヤレスではつきものであると理解していただくしかなく、自宅でジックリと聞きたいときは有線で楽しみ、外に遊びに行く時にはBluetoothでと使い分けて見るのも良いかと思います。
追記
とにかくBOSE以外のノイズキャンセル機能付きのヘッドホンはバックノイズがどれもかなり大きくウルサいです。
また過去に国産で人気のあった独自規格で伝送するワイヤレスヘッドホンも手に入れてみましたが、そちらはとんでもないバックノイズで即返品しました。
これに関してはメーカーに確認すると不良品ではなく「仕様」でしたが、あり得ないほど大きなバックノイズでしたので、そんな物を幾つも聞いていると昨今のワイヤレスイヤホンのバックノイズなど特に気にしない程度だとは思っています。
【レビュー】サウンドピーツ Q30
総合評価✖
サウドピーツの新作であるQ30です。
ワイヤレスモデルではQCYのOEMを中心に時々どのメーカーから供給されているのか分からないモデルをラインナップしますが、基本的にサウンドピーツというのは素晴らしい製品を販売するケースが多いと感じています。
そこで今回の新作であるQ30にも大きな期待を抱いていたわけですが、見事に裏切られました。
【サウンドピーツ Q30スペック】
■IPX4日常生活防水
■連続再生8時間
■待機100時間
■充電2時間
■APT/X対応
■CVC6.0マイクノイズキャンセル搭載
稼働時間などのスペックは悪くありません。
接続実測テストでは10メートルなので問題ありませんでした。
【サウンドピーツ Q30音質】
とにかくオススメできません。
ちなみにこちらのテスト環境はiphoneですが、あまりにも音が酷いのでiPhoneとのデコーダーの相性を疑うレベルで、もはやその音は不良品レベルです。
そのため、今回のQ30に関しては他の機器を持ち出してAPT/X接続でも音質チェックしなければなりませんでしたが、相変わらずの酷い音でもうお話になりません。
特に低音が質も量も悪く、帯域バランスはBluetoothとはいえ許容できる範囲を超えて崩れてしまっているので音楽がまともに鳴りません。
中高音域はブーストされた質の悪い低域に引きずられて引っ込んでしまい、音楽を聴いていても楽しいということもなく、今どきどうしたらこのレベルのヘッドセットが販売できるのかと言いたいくらいです。
低域からのかぶりと引っ込みさえなければある程度はまともな中高音域が出ているのですが、低域からのかぶりがかなり音質を汚しています。
CSR8645という中華の高価格品に使われる定評のあるチップを実装してこの音はちょっと考えられませんが、実際にどうにもならない音がでているのでもう言う言葉がありません。
おそらくチップの性能と言うよりもイヤホン側のデタラメなチューニングよるものでしょう。
【サウンドピーツ Q30まとめ】
いま中華低価格ワイヤレスと言えば音質でQCY社が立ちはだかっているわけですが、QCYをリファレンスとするならばこちらはちょっと考えられないほど音が悪いです。
音だけで言えば無名か一昔前の劣悪なBluetoothの音質でひさしぶりに「酷い音」のワイヤレスイヤホンを聴き、愕然としています。
素のスペックが悪くないだけに「どうしてこうなった」と問い詰めたい気分です。
いままでCSR8645チップを使えばある程度音質に対して「担保」が取れていたのですが一気に信用を失いました。
間違えて買わないように注意しましょう。
追記
このQ30はどう考えてもCSR8645チップらしくない音がします。
少なくとも8645チップを使ってこれほど酷い音のイヤホンはきいたことがなく、むしろ8640の音に近いと思います。
【コラム】完全ワイヤレスBluetoothイヤホンを買ってはいけない
ここ最近いくつかの完全ワイヤレスイヤホンの音を聞いて、1つの結論を出しましたので書いておくことにします。
「完全ワイヤレスイヤホンの時代は当面来ない」
と、僕は思っています。
時々、時代の流れでおかしな製品が一時的に売れるようになりますが、しばらくすると「廃れる」ことがあります。
完全ワイヤレスイヤホンが正にこれだと僕は思っています。
アップルが出したので話題になりましたが、結局のところ、音質的な評価は低く、その後に出た中華系の完全ワイヤレスの音を聞いても、まったく見るべきところが無いので、これはもう「全否定」してもあながち間違いでは無いだろうと思ったわけです。
【完全ワイヤレスを選んではいけないわけ】
■バッテリー持ちが悪い
■音が悪い
■ケース込みで考えると重くて意味が無い
このほかにも「無くしやすい」なども上げられるのですが、それはいったん置いておいたとしても以上のような理由がある為、とてもではないですが人には勧められませんし、積極的に使う意味が無いと言えます。
特に音の悪さはどうにもならず、同種同サイズの製品と比較しても「格段に音が悪く」なります。
おそらく今は一時的な現象で売れているだけだと言えるのでは無いでしょうか?
と云う訳なので「騙される」とまでは言いませんが、Bluetoothイヤホンが欲しいときにわざわざ色々と面倒な完全ワイヤレスを選んではいけないと声を大にしていっておきます。
もし完全ワイヤレスイヤホンがどうしても欲しい場合、iphone8で対応したBluetoothバージョン5である次の規格が浸透するまで待つべきです。
V5では帯域が大幅に増加しているので音質が格段に良くなって、完全ワイヤレスでもかなり改善されて音が良くなる事が考えられるからです。
それまでの間、わざわざお金をドブに捨てるようにマネを控えるべきでしょう。
Bluetoothイヤホンが欲しいのならQY8やQY12などの普通のコードタイプのイヤホンの方が遙かに軽くて便利で音も良いです。
SoundPEATS(サウンドピーツ) Q12 Bluetooth イヤホン 高音質 apt-X対応 マグネット搭載 マイク付き スポーツ ブルートゥース イヤホン ブラック
- 出版社/メーカー: SoundPEATS(サウンドピーツ)
- メディア: エレクトロニクス
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【レビュー】AIKAQI B04 完全ワイヤレスBluetoothイヤホン
総合評価✖
3000円台で今話題の完全ワイヤレスイヤホンという超低価格のイヤホンです。
もちろん左右独立なのですが、ケース付きでそこから充電できるという仕様も他の完全ワイヤレスとは変わりの無い出来映えとなっています。
最近流行という事もありますが、超低価格とも言うべき価格で発売しているので興味がありましたが、音は・・・想像通りのものだったとしか言い様がありません。
【AIKAQI B04 完全ワイヤレス スペック】
■完全ワイヤレス
■IPX5防水
■連続再生時間4時間
■充電ケース付き
■タッチパネル採用
完全ワイヤレスなので連続再生時間が短めなのに注意が必要です。
またタッチパネル採用で、この反応はかなり良く出来ていて、触れると速くて確実に作動してくれます。
【AIKAQI B04 完全ワイヤレス 音質】
モノラルでもステレオでも聞いていられないほど音が悪いです。
ちょっと信じられないほど音が悪いので、自分の耳がおかしくなったのかと疑うほどでした。
ここ最近は有線でもワイヤレスでも中華イヤホンは品質が上がり「かなり聞ける音質」になってきていますが、この完全ワイヤレスイヤホンはいきなり5年ほどタイムマシンにのって過去に遡ってしまったかのようです。
低音から高音まで満遍なく籠もり気味でベールを3枚ほどかけた音質となっています。
どこにもいいところはなく、すべての音域で音が劣化してさらに歪んでいます。
これほど酷いBluetoothの音はコードタイプの低価格CSRチップでも聞いたことがないほどで買うに値しません。
【AIKAQI B04 完全ワイヤレス まとめ】
非常に出来が悪いです。
特に音質は語るまでもないほどで、窓から投げ捨てた方が速いくらいではないかと思います。
Bluetooth初期の頃や中華出始めの頃の有線イヤホンを思わせる音で、あまりの酷さに聞いていられないほどです。
多少の音の悪さは我慢できますし、たいていのイヤホンが聞いているうちに耳の方が慣れてしまうものですが、この完全ワイヤレスは特に酷いので慣れるとか慣れないのかの問題ではなく、ちょっと厳しいです。
こんな思いまでして完全ワイヤレスを使う理由が特になく、これを買うくらいならサウンドピーツのQ29完全ワイヤレスイヤホンの方が遙かにマシです。
今の段階では5000円以下の完全ワイヤレスを数というのはお金をドブに捨てるのとなんら変わりませんので辞めておいた方が良いでしょう。
完全ワイヤレスが欲しいのなら我慢してもう少し予算を上げましょう。
【レビュー】Mpow Judge Bluetoothワイヤレスイヤホン
数々のワイヤレスイヤホンをリリースしているMPOW社の最新のBluetoothイヤホンとなります。
価格からすればその音質とマグネット搭載などを考えて「オススメ」を出しておきます。
【Mpow Judgeスペック】
■CSR8640チップ採用
■CVC6.0マイクノイズキャンセル搭載
■充電2時間
■連続稼働7時間
■IPX4
マグネットタイプなので、ネックレスのように首に引っかけて持ち運ぶことができるため、低価格品としては良く出来た作りとなっています。
稼働時間も価格からすれば長めに作られているのでこちらも評価ポイントです。
ちなみにハウジングがちょっと大きめなのですが装着感もかなり良かったです。
【Mpow Judge音質】
低価格品によく採用されるCSR8640チップ搭載なのでこれだけ聞くとスルーしてしまうスペックなのですが、こちらは8640にしてはキチンとチューニングされているようで音は悪くありません。
ただし、音量大きめで聞くと不備が目立つのでそこそこの音量で耳をいたわりながら聞く方がこちららのイヤホンの本領を発揮できるようです。
そもそも音を大きめにすると帯域バランスが低音よりになり、さらに低音に妙なリバーブが付加されるのですが、音量を絞るとそのあたりが目立たなくなるというか、帯域バランスも適正レベルに近づくので、8640の音にしてはかなり良い音を出してきます。
ただし、さすがに低価格なので音は極上というわけにはいきませんが、従来の低音ブーストのかかりがちな8640チップの音ではなく、それなりに良い音を出力してきます。
低音も結構タイト感があり、ボーカル域は若干歪みますが許容範囲の中に有り、音質は少し明るめになります。
このMpow Judgeは価格からすれば買っても後悔する事の少ないちょっと良く出来たイヤホンだと評価できます。
【Mpow Judgeまとめ】
興味がある方は積極的に購入しても良いでしょう。
8640チップと聞くと低価格なだけでゴミに近い音質で本能的に避けてしまいがちになりますが、このMpow Judgeは音を聞いただけでは8640と分からないくらいにはよくチューニングされているようです。
低価格では珍しくかなり良い音とマグネット搭載という意欲的な本体の出来映えで、これはこれで有りだと思います。
バックノイズも少なめで音量を絞り気味で聞いたときの低音の出来も良いのでなかなか良い製品だと感じています。
明るめの音を好まれる方は良い選択肢となるでしょう。