【レビュー】SONY SBH50 Bluetoothワイヤレスイヤホン・ヘッドセット
SONY SBH50 Bluetoothワイヤレスレシーバーです。
低価格でBluetooth対応のレシーバーとしては、どちらかというと「アンドロイド向け」の仕様となっています。
非常に軽量なレシーバーでわずか本体17グラム(実測値)、バッテリーも約10時間と優秀な機種です。
【SONY SBH50スペック】
- ■FMラジオ機能
- ■ SNS・カレンダー・メールなどのイベントアラーム(アンドロイド)
- ■イベント読み上げ機能(アンドロイド)
- ■Bluetooth3.0
- ■マルチペアリング・マルチポイント対応
- ■マイク・ノイズキャンセル
- ■連続稼働10時間
APT/XやAAC/SBCなどの高音質対応は一切ありません。
SNSの通知やメールの到着などを音声で読み上げる機能などが搭載されていますが、これらの諸機能はアンドロイドにアプリを入れて初めて実用になります。
その他FMラジオなどが実装されているのですが、さすがのSONY製品でラジオの出来は極めて良いです。
【SONY SBH50音質】
ライバルは中華と言うよりも同社のノイズキャンセルBluetoothレシーバーのNWBT20あたりになるかと思いますが、NWBT20とのレシーバーの音質比較という事なら、SBH50の方が音質は悪いです。
全体的に歪みと低音のボケ感があり、ベールをかけたような音質となりますが、それでもこの価格帯に存在する他の「中華製レシーバー」と比較するとまだまだだいぶ音質は優位です。
SONYあたりのブランドとなると「価格差」に応じてかなり明確な音質差があるので、価格の差はそのまま音質差となるのが普通です。
これはSONYやゼンハイザーなどの大手ブランドではごく普通のことですが、SBH50はどちらかというと低価格のレシーバーなので、これはもう同じSONYのBluetoothレシーバーと比較してもハッキリと音質差がでています。
音質的な対応をみてもAACやAPT/Xなどに一切未対応で、こちらのSBH50が音質よりも軽さやアンドロイドとの親和性など、利便性を重視して低価格でBluetoothレシーバーを提供する意図が見えると思います。
こちらのSBH50はノイキャン対応ではないので、好きな有線イヤホンをさして音質をある程度調整しながら楽しむモノですが、実売価格に納得が行けば積極的に選択しても良いと思います。
【SONY SBH50まとめ】
発売からだいぶ経過したので実売価格が手頃になってきているのでお買い得感があります。しかもイヤホン付きBluetoothレシーバーとしての性能はそれなりに高いです。
音質的にはより上位のSONY製Bluetoothレシーバーの音を聞いてしまうと明確に違いがあるとはいえ、それでも現在の落ち着いた価格であるのなら中華製を蹴散らす高性能である事は間違いありません。
僕は元々が「超軽量FMラジオ」として購入したモノなので、主に音楽用途と言うよりも「防災」や「アウトドア」用なのですが、満足感は相当に高いです。
比較対象が1000-3000円程度の中華レシーバーであれば間違いなくここちらのSBH50を推薦しておきます。
中華製のレシーバーの性能はかなり悪い物が多く、それから比較すればSBH50の出来はさすがに素晴らしいと言えます。
この価格帯でBluetoothレシーバーを探しているのなら候補の1つに入れても良いと思います。
ソニー SONY ワイヤレスイヤホン SBH50 : カナル型 Bluetooth対応 リモコン・マイク付き ブラック SBH50 B
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- メディア: エレクトロニクス
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